もし私の中で最高の映画を挙げよと言われたら、
迷うことなく本作を選ぶほど好きな作品です。

チェスの元世界チャンピオンであり、カリスマ的な存在と
される実在の人物ボビー=フィッシャー。
ところがタイトルと違って主役は普通の7歳の男の子ジョシュ。
彼には天才的なチェスの才能があり、
「若きフィッシャー」と呼ばれ、全米の頂点に辿り着きます。
しかし、負けることを恐れたジョシュは勝つことを止めてしまいます。
「弱ければ、負けても誰にも責められないから」
わずか7手で負けてしまうジョシュ。そこに現れたのは新たな
天才ポー。
初めて勝ちたいと思ったジョシュは、再び天才的な才能でポー
を追いかけます。
そして、全米大会決勝戦、2人は1枚の盤を挟んで対峙するのであった。

ところどころにボビー=フィッシャーのインタビュー映像を織り込むなど、ジョシュの姿と重ねています。
どうしてボビーは姿を消したのか、その答えをジョシュが示していると思います。

偶然にも、今日のニュースでボビー=フィッシャーが現れたという
情報を見ました。しかも通関で捕まるというもの…。
それにしても日本にいるという噂は本当だったのね。

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